2011.02.24
はなきちより
花を愛する方に捧げる、水あげマスターブログ!!
今回は、こまめなチェックと丁寧なケアが秘訣!!
~切り戻しと水かえ~
水あげが成功していれば、その後の花もちはグンと長くなりますが、
より長い期間楽しむのなら、水かえと切り戻しが重要。
どんなにしっかり水があがっていても、いけた水が汚れて導管が
詰まってしまえば、再び吸水力は衰えます。
水かえの目的は水の清潔さを、切り戻しは切り口の新鮮さを保つこと。
つまり吸水力を衰えさせないための手入れなのです。
植物が水を消費する量に対して、吸水する量が減ると「枯れ」、
消費量に吸水量が追いついていけば、「生育」さえ可能。
しかし、花が咲くにつれて養分は消費され、いけてから時間が経つと、
エチレンやバクテリアなど衰えを促進する要因は増加します。
花材をさらに長持ちさせるためには、養分を補い、菌の増殖を抑え
る方法、置き場所に適切な環境も覚えておきましょう。

2011.02.16
はなきちより
花を愛する方に捧げる、水あげマスターブログ!!
今回は、アルコールで効果が大きい花材
切り口から白い汁の出る花材、ブルースターなどのガガイモ課
ユーフォルビアなどトウダイグサ科のスズランや、
ヒガンバナ科のスイセン、ネギ科など切り口のぬるつくもの、
モクセイ科のライラックなど油脂を含むものにも効果があります。

2011.02.09
はなきちより
花を愛する方に捧げる、水あげマスターブログ!!
今回は、アルコールで・・・!!
植物の切り口からでる やっかいな汁を洗いきる!!
水あげを妨げる原因として、植物の切り口から出る樹液やアク、油脂などが、
切り口をふさいで導管を詰まらせ、さらに流出したのが水を汚し、バクテリア
を繁殖させてしまうということがあります。また、この液はアルカロイドという
有毒成分を含んでいる場合もあり、植物自身を老化させるばかりか、皮膚に
つくと手あれやかぶれの原因になることもあるのです。
こうしたアルカロイド、アク、油脂などを中和または溶解して、
切り口をスッキリと洗って水の通り道を開く役割を果たすのが
アルコール。さらに殺菌や、浸透圧を高めて吸水力を促進する
働きもあるので、どんな花材にも効果的です。

2011.01.12
はなきちより
花を愛する方に捧げる、水あげマスターブログ!!
今回は、酢を使用すると効果的な花材紹介!!
タケ、ササなど土から切り離すと水あげが難しくなる
植物に酢を加えると、水分の蒸散や、葉が乾燥して
ひからびるのを防ぎます。
またススキ、アワ、スモークグラスなどのイネ科の植物。
アシ、マコモ、エノコログサなど稲穂科状でカサカサ
した質感のものにも効果あり!
次回は、アルコールでの水あげ
2011.01.10
はなきちより
花を愛する方に捧げる、水あげマスターブログ!!
今回は、ミョウバンを使用すると効果的な花材紹介!!
アジサイやビバーナム、ウツギ、シモツケ、スグリなどの
ユキノシタ科の植物全般。
また木質で、土から切り離すと水あげが悪くなる
ボタンや、花首が垂れやすいクリスマスローズや
シュウメイギクにも効果的。
そのほか樹液が多く出るウルシ科のスモークツリー
などにも効果を発揮します。
次回は、酢を使用すると効果的な花材紹介!!